- キッザニアへ行きたいけど、子供が1人で参加できるか不安
- キッザニアでは、大人の付き添いはできるのかな?
- アシストカードがスムーズに使えるように事前にポイントを知っておきたい
このような疑問にお答えします。
キッザニアでは、障がいのある子供などのために、アシストカード(旧おしごとヘルプカード)というものがあります。
我が家は、キッザニア東京にて、どちらも使ったことがあります。
はじめて3歳息子と行く前は、「ずっと泣いていて何も参加できなかったらどうしよう・・・」と不安でしたが、この(旧)おしごとヘルプカード(現:アシストカード)のおかげで、順調にスタートでき、最後まで楽しむことができました。
現在のアシストカードはキッザニア甲子園でも使用できると公式ページで確認していますが、キッザニア東京でのケースとしてご紹介させていただきます。
キッザニア東京の旧おしごとヘルプカード
現在は、アシストカードという名前になっていますが、以前は「おしごとヘルプカード」という名前でした。
我が家はどちらももらったことがありますが、ほぼ内容は同じだったと記憶しています。以下では、アシストカードとしてご紹介します。
キッザニア東京のアシストカードのもらい方
キッザニアへ入ったあとに、インフォメーション(案内所)に行ってもらえます。
中には、「障がい者割引で入園した場合は一緒にもらえた」というネット上の声もありますが、我が家は、2回とも障がい者割引で入園しましたが、入園の際は2回とももらえませんでした。
インフォメーションに行くと、すぐにもらえることができました。
なお、原則として、アシスト(助け)が必要な子供の向けのカードとなっています。
アシストカードは誰でももらえる?
我が家の息子は通所受給者証で療育に通っており、入園も障がい者割引でチケットを購入していましたが、アシストカード(旧おしごとヘルプカードの時も)もらいに行ったときは、いずれも、特に子供の障がい等の有無については、確認されませんでした。
私:アシストカードってもらえますか?
お姉さん:はい、こちらです。
という感じで、すぐにもらえました。
つまり、希望すれば、誰でももらうことができる状態でした。
キッザニアでは、「子供が自分でお仕事を体験する」というコンセプトで、子供ができるならば、やはり親の助けをなしに、自分ですべてできる方が成長します。
ただし、はじめての場合など、特に以下のような不安がある方も多いと思います。
- 息子のように、「はじめはパパママと一緒でないと不安」というケース
- 親が、子供が泣いて参加できないのではないかと不安
- 子供が、やることを理解して参加できるか不安
- (実際に、泣きまくっているお子さんも当日見かけました)
障がいがあるか、障がい者として入園しているかに限らず、アシストカードはもらえましたので、気になる方は確認してみてください。(今後対応の変更はあるかもしれません)
アシストカードのチェック項目
アシストカードの裏面チェック項目はこちらでした。
1 | 保護者と一緒にパビリオンへ入室します Will enter pavilions with guardians. |
2 | 音に敏感です Sensitive to sound. |
3 | ゆっくりと身振り手振りをつけて説明してください Speak slowly and explain with gestures. |
4 | なんでも興味をもって近づきます May approach anything interesting. |
5 | ユニフォームの着用が苦手です May need assistance putting on uniforms. |
6 | その他 Other |
その他として、自由記入の欄もありました。
チェックした項目等について、各アクティビティで配慮してもらうことができます。
我が家は、「保護者と一緒にパビリオンへ入室します」にチェックしました。
なお、該当する項目へのチェックは、インフォメーションでもらったときに、「書いてください」と言われます。
その際に、少し迷った私は、以下のように相談しました。
私:チェック項目について、子供と相談して後で書いてもいいですか?
お姉さん:いいですよ。
という回答でした。
迷う方は、キッザニアに入ってから、お子さんの様子を見ながら、決めることも可能です。
なお、チェックをしていても、次からは大丈夫そうだ、となったら、アシストカードを提示しなければよいので、心配な点はすべてチェックしてはじめのアクティビティをまず体験してみるとよいと思います。
はじめのアクティビティをスムーズに体験できれば、次は子供がやる気になり、楽しむことができると思います。
アシストカードの使い方
必ず、各アクティビティでお仕事を受付する際に、アシストカードを提示して、希望の内容を申出しましょう。
〇 お仕事の受付をする時 であって、
× お仕事を体験する時 ではありません。
各アクティビティで、はじめに受付をするときに、その都度、提示することが必要です。
これを間違うと、体験するときに、あわてて申出しても、「親が一緒に参加したい」という希望は受付できないことになります。
詳しくは以下の注意点でご説明します。
アシストカードの注意点
ここでは、アシストカードを提示するのを受付時ではなく、体験の時にしてしまい、「親が付き添う」希望が受け付けされなかった体験談をご紹介します。
我が家は、はじめのアクティビティでは受付時にアシストカードを提示しましたが、2つめのアクティビティでは、間違って、受付時ではなく体験する時に、提示してしまいました。
そこで、本当は親が一緒に参加したかったのですが、受付でできないと断れました。
例えば、「親が一緒に参加したい」という場合は、
【通常】子供の定員が6名のところ、
【対応後】子供5名+アシストカードを提示した子の付き添いの親1名
というカウントにするそうです。
既に、他の5名の子供を含めて子供6名を受付しているので、付き添いの親が参加できる席はもうない、という理由となります。
付き添いを希望する場合は、受付時にアシストカードを提示するよう、間違えないようにご注意ください。
チェック項目の注意書き
アシストカードの裏面の注意書きに、以下の注意書きがあります。
一部のアクティビティではアシストカードを使っても参加が難しいものがある場合があるようなので、そちらはご留意ください。
通所受給者証を持つグレーゾーン息子のケース
2つ目のアクティビティで、親の付き添いができないことになり、3歳息子に相談しました。
私:どうする?1人でお話聞ける?
息子:うーん。
私:やめて次のものに参加する?
息子:1人でお話聞けるかもしれない。
私:1人でやってみる?
息子:うん。
ということで、1人で息子が参加することに。
ドキドキしながら、見届けていました。
幸い、2つ目は、消防士という、分かりやすい息子も好きなお仕事。
無事に、息子は1人で楽しく参加することができました!
はじめは、私の間違いにより、親の付き添いができないという失敗でしたが、結果としては、これをきっかけに、「次も1人でお話聞く」と言って、その後は1人ですべて参加することができました。
家に帰ってからも、興奮しながら、夜寝る前にも何度も「1人でお話聞けたね」を繰り返していました。
「自分1人でできた」ことが嬉しく、成長できる機会になったことが目に見えてわかりました。
キッザニア2回目のときも、心配ではじめに一応もらいましたが、結局使わずに参加できました。
きっと、この自信があるので、今後はアシストカードは必要ないかもしれません。
ですが、行く前は不安だった親の私と、はじめは自分で参加できるか不安だった息子を、助けてアシストしてくれたこの「アシストカード」とキッザニアの対応のおかげで、この自信を得られることができたのは確かです。
不安な方はアシストカードを使って参加を検討してみるとよいと思います。
通所受給者証でキッザニアは割引になる
なお、通所受給者証の提示により、キッザニアは子供と、その付き添いの大人1名が割引価格でチケットを購入できます。
詳しくは、こちらの記事にまとめていますので、ご存じない方はご覧ください。
>>>キッザニアは通所受給者証で割引料金になる施設だった!実体験をご紹介
また、我が家はおうち英語で、2歳9か月から自宅で英語教育を行っています。キッザニア東京でも英語でお仕事を体験できるものもあり、特に水曜日は英語のアクティビティが多い曜日です。
はじめて参加した際は、英語がまだ話せるレベルではなかったので参加が心配でした。それでも楽しく参加できたときの体験談はこちらです。