5歳児健診に引っかかる体験談ブログ(ADHDグレー・多動傾向ありの診断)

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  • 5歳児健診とはどんな内容?
  • 5歳児健診の東京都の実施自治体の例
  • 5歳児健診の問診はどんなものか

以上のようなことが気になる方に、5歳息子の体験談をご紹介します。

保育園に通う5歳になったばかりの息子(東京在住)の例となります。

5歳児健診を知ったきっかけ

みなさんは、どのように5歳児健診をお知りになりましたか?

私は、年長になった際、小学校入学(普通級でいいのか・支援級なのか)を相談したく、自治体に問い合わせしましたが、そこでは案内がなく、5歳児健診を保育園に案内されて初めて知りました。

実施自治体も限られており、その内容も異なっています。

もう少し広く行われ、知名度もあがるとよいと感じています。

5歳児健診の内容

受けた病院について

自治体では実施してなかったので、実施している病院リストから病院を探し、受けました。

5歳児健診実施の病院リストの中でも、「うちは公認心理士がいないから、他の病院がいいですよ」と言われて断わられた病院もありました。(だったらリストに載せなければいいのでは、と思いますが)

そこで、公認心理士がいる病院で予約可能なところを見つけ、受けました。

問診票は、保育園と家庭の両方が記入

ここは少し意外でしたが、同じ質問がかかれた問診票を、家庭(親等)と、保育園(幼稚園の場合は幼稚園)とで、それぞれ答えることが必要です。

  • 友達には好かれている
  • 思い通りにいかないと癇癪をおこす

などの項目について、5段階評価(よくあてはまる、ややあてはまる・・・)で選びます

また、生活習慣(何時に寝る、テレビやメディアを見る1日の時間など)についての項目もあります。

まず、家庭で書いたものを、保育園に渡し、保育園から記入されたものをもらう形です。

私の場合は、保育園と面談もありました。

親の方は、いろんなケースがあって迷いもあり「ややあてはまる」「ややあてはまらない」を多く〇つけましたが、保育園は、どちらかに振り切れている(よくあてはまる、全くあてはまらない)回答が多かったです。

私の自治体では今後、就学前に小学校と共有したい内容を伝えたい場合は、「就学支援シート」なるものを小学校に提出しますが、その際も、家庭と保育園の両方の記入があります。

個別のみか集団観察があるか

5歳児健診の内容は、実施する自治体によって異なっています。

  • 個別診断
  • 集団観察

まず、集団観察があるか否かが大きな違いです。

私の自治体では、東京方式で行われ、集団観察はなく、個別診断のみでした。

なお、5歳児健診で引っかかった場合や、就学前の相談を自治体に申込みした場合、そこでは、集団観察があります。(より対象が絞られた後に実施)

集団観察を取り入れる時期が自治体によって異なるようです。

ここでは、個別診察についてご紹介します。

5歳児健診に引っかかる

問診の主な内容についてです。

  • どこの保育園に通っているの?
  • 何組?
  • 先生の名前は?
  • 先生と同じように手を横にのばしてみて

などなど、先生が息子に質問して、その答えや態度を見ていきます。

  • 普通の5歳児だとこれくらいは普通にやるんだけどね
  • 投薬をするなら、小学校入学前の方がよい

という言葉があり、途中集中できずにだらだらしてしまったり、指示に従えなかった息子は、やはり「多動傾向・ADHDの疑いがある」という診断になりました。

ただし、そこで、まず発達診断テストを受けてみましょう、と言われ、「田中ビネー式V」を受けることになります。

先生としては、「発達診断テストを受けることでもう少し詳しく分かるので、それから再度投薬等の話をしましょう」ということでした。

ここまでが、5歳児健診の内容で、1日1回の診断で終わり、思ったよりも少なく「これで終わり?」という感じでした。

ここからは、5歳児健診は終了し、病院でのフォローアップとして診断(診察)の一環として臨床心理士さんによる発達診断テスト受診へと引き継がれます。

投薬は必要か

まだ、確定したわけではありませんが、息子に投薬が必要となる可能性がある、ということは、親としては、かなりショックでした…。

ただ、投薬には悪いイメージがついありますが、先生によると、投薬によって、子供が楽になり過ごしやすくなるのでのであれば、使うことはメリットになる、というお話でした。

なお、投薬については後日も詳しい話があり、

  • 息子の困り具合・周囲の困り具合にあわせて使用する
  • 知能が低すぎる場合は対象外
  • 投薬しても、子供により効く薬と効かない薬もある

など注意事項もあるそうです。

判断はまだ診断テストを受けた、その先になります。

まだまだたくさんありますので、続きを次の記事でご紹介しますね。