就学支援シートを出さないか出すか?健常児でも出した例を聞きました

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小学校入学にあたり、就学支援シートを出すべきか、出さない方がいいのか、など悩む方がいると思います。

わが家の息子は、ADHD傾向があり、いろいろ検討した結果、就学支援シートを出すことにしました。

公認心理士さんより、「健常児の方でも、出すケースがありますよ」という話もお伺いしました。

また、私が小学校の教育学部卒のため、知人に小学校教員が多いため、個人的にも意見を聞いてみました。

就学支援シートを出すメリット

就学支援シートとは、

  • 提出するかしないかは、親の任意
  • 子供の苦手なところ、良いところ、好きな遊びなどを1枚のシートに書くもの
  • ①親 ②幼稚園・保育園 ③療育施設・または診断を行った医療機関 の記入欄がある
  • 入学前2月頃までに提出する

ものです。

事前に小学校に提出することで、担任の先生が子供を、より注意してみてくれるようになります。

私の知人の小学校教員によると、それでクラス編成、担任の先生の配置を考慮される場合もあるそうです。

「人見知り」の傾向があるなら、同じ幼稚園(保育園)の子がいる方がいいね、などですね。

また、事前に親が「子供の傾向を把握している」ことで、子供に問題あったときに、学校の先生等から、親へこまめに連絡をとりやすくなります。

「就学支援シート」を出している親だから、この問題は知っている→「あの点ですが、学校でこういうことがあったので、ご家庭でも〇〇と気をつけてくださいね」と伝えやすい点があります。

ここで、就学支援シートを出していない親の場合、学校の先生は、「この問題があって・・・」という説明から行う必要があるため、提出している方がスムーズに連携がとりやすいといえます。

就学支援シートで、悪いレッテルが貼られる?

私が一番悩んだ点はここでした。

逆に「就学支援シート」を出すことで、「この子供は、問題がある」と思われてしまうのではないか?ということですね。

例えば、うちの息子と、A君がケンカをしたとして、「A君よりうちの子が悪い、とすぐ判断されてしまうのでは?」という心配がありました。

この点は、小学校の担任をしている友人たちに聞くと・・・

「それはない。というか、見ていればわかる。」

という回答が。

つまり、先生方も教育のプロなので、そんなことで左右されるような単純な目ではない、ということです。

逆に、「Aさんは就学支援シートを出しているけど、Bくんの方が問題多いよね」ということも多いとか。

先生方も、プロなので、しばらく見ていれば、どの子がどんな子は、だいたい分かる。

でも、子供は、家での姿と、幼稚園(保育園)や学校での姿で、全然違う面があったりしますよね。

うちの子も、保育園の給食は食べるのが一番早いのに、家では1時間以上かけて遊び食べしたりします…。

先生たちも、「就学支援シート」があることで、「親」や「幼稚園・保育園」の先生たちからの情報により、より多くの情報を得ることで、「その子供にとって、どういう声かけが望ましいのか」「この子はどんなことが得意なのか」など、気を付けることができるのですね。

「就学支援シート」は子供を悪者にするものではなく、より伸ばすために多くの情報を提供するものと私は理解しました。

そのため、出す方が息子のためになると判断しました。

特に良かったのは、保育園の先生からの記入欄で、「こういうことが苦手なので、こういう声かけをしていた」と具体的に記載してもらったことです。

親の視点にはないことをびっしりと書いてもらって、なるほど、とありがたく感じました。

健常児でも出した例

これは、5歳児健診のときに、臨床心理士さんから聞いた話です。

発達に問題がない健常児であるお子さんでも、「とても人見知りで、初めての場所では特にそうなります」と、一行だけ「就学支援シート」を書いて出した方がいる、という話を聞きました。

何項目か書く欄がありますが、特に心配していることだけ伝えるために出した、というケースです。

例えば、そのように提出しておくと、「あの子は緊張していないかな?」とより、先生の目に届きやすいといえますね。

小学校は、環境がガラッと変わって、親も心配ですが、子供も慣れるまではストレスが多くあるはずです。

スムーズにスタートできるように、先生からサポートしてもらえると嬉しいですよね。

小学校に入ると、幼稚園・保育園よりも先生方と接する機会はグッと減りますので、心配なことは事前に伝えておくと安心です。

健常児は、入学説明会等での相談もあり

もし、健常児だけど少し心配だな、というケースで、就学支援シートまでは出すことはためらわれる、という場合の選択肢について、ご紹介します。

入学説明会(就学説明会)の個別相談

入学前の1月下旬~2月に行われる小学校の入学説明会(就学説明会)などでも、説明会の後に個別に相談・質問できる場合があります。

健常児の方の場合は、そこで、個別に先生に相談してみる、という方法もいいかもしれません。

私の学校の場合は、担任の先生、栄養士の先生、保健の先生など、それぞれに個別に並んで相談する時間がありました。

ただ、担任の先生は当然、4月以降にならないと決定はされませんので、確実に担任の先生に情報を伝えるのは、4月以降であることが必要となります。

入学式の後

私の学校では入学式の後に、クラス分けされた学級に分かれて、話を聞く時間がありました。

そこで、担任の先生とお話できますので、その時に少し伝えておくことができると思います。

ただ、入学式後は、まだ担任の先生もクラスの全員と「はじめまして」で、どの子がどんな子か把握できていず、けっこうバタバタしている状態です。

そのため、簡潔に親から「お願いします」と伝えるのみ、となるかと思います。

入学後の保護者会

私の学校では、入学してすぐ4月の2週目にすぐ保護者会がありました。

そこでは、担任の先生と直接お話できますので、そこで、心配な点を伝えることができます。

入学式後とちがって、数日過ごしているので、「学校では、今のところ〇〇な感じですよ」とフィードバックを受けることができる可能性があります。

なお、保護者会の日程は、2月の入学説明会の資料に書いてある場合が多いです。

ただ、保護者会の開催時期によっては、数か月先の場合もあったり、平日で親御さんの仕事の都合で参加できないなどの懸念点もあります。

必要なことは

「就学支援シート」を出すか、出さないか。

子供にとって悪材料はない、と判断して、私は出すことにしました。

子供がどうしたら学校で過ごしやすくなるのか、子供にプラスになるのはどんな方法なのか、考えることに忙しいですが、就学支援シートは子供のことを一度に学校へ伝えられるチャンスでもあります。

入学前って、卒園のイベントも重なって、本当に忙しいですよね。

我が家も「就学前相談を受けるか、受けないか」から始まって、考えることが多すぎて、目が回りそうでした。

最終的には、就学支援シートも提出して心から良かったと思っています。

「子供にとって必要なこと」を考えて、一つずつ進んでいきましょう。

こちらの記事(就学支援シートのデメリットは1点だけ!実体験のメリット5点も )で、就学支援シートのメリットをくわしく書いています。