小学校に行く前は、ワクワクとともに、少し不安もありますよね。
- 小学校ってどんなところかな?
- 保育園や幼稚園とはどこが違うかな?
- 1人で学校行けるかな?
- 給食を盛るのが楽しみだな!
1年生の入学準備として、小学校についての絵本を読むのはおすすめです。
入学前に知っておきたいことを絵本で親子でイメージして、一緒にワクワクできますよね。
「どんな所か分からない」と不安ですが、「こんな感じなんだ」と分かれば、不安も少なくなります。
そこで、小学校生活を楽しむために役立つ絵本を、おすすめ順に紹介します。
1ねん1くみの1にち
オールカラーの写真で、リアルな小学校生活がイメージできます。
ストーリーのあるお話、というよりは、くすっと笑ってしまうような一人一人の子供のセリフがちりばめられていて、親子一緒に楽しめる絵本。
ワイワイにぎやかな学校生活を見て「早く小学校に行ってみたい」と思ってもらえるような作りになっています。
1時間目、2時間目、体育の着替え、などいろんな場面がありつつ、ひとりひとりのつぶやきが、すべて優等生ではなく、「クラスに一人はこういう子いるよね」というキャラクターもいたり、親も楽しめます。
絵本ではなく、写真を使っているので、よりリアルに小学校の生活が分かるのが、特徴ですね。
しょうがっこうへいこう
ほのぼのとするあたたかいタッチの絵本です。
小学校は面白いところ、早く行きたいなと思わせてくれるストーリーと、校長先生探しなど、絵探しやめいろも要素や、交通安全についても学べる、いろいろな工夫がされていて、親にとってもうれしい一冊。
子供も笑いながらよく「読んで!」と持ってきました。
小学校に行く前は、少しドキドキ、不安もありますが、このような本を読む中で、学校ってこういうところなんだ、とイメージをふくらませておくと子供も心がまえができて安心していくと思います。
ランドセルがやってきた
おじいちゃんや近所のおばあちゃんなどからも、温かく見守ってもらっている男の子が主人公。
ランドセルにドキドキする気持ちとうれしい気持ちが見ているこちらまで伝わっています。
途中、小さな失敗をする画面がありますが、そこもご愛嬌。(ここが楽しいポイントでもあります)
息子が好きで、ランドセルを買う前から何度も何度も読んで、と言われました。
(この本の影響か、同じ色の「青いランドセル」を息子も買うこととなりました。)
まとめ:親子で読みたい本は
多くの小学校入学の絵本から選りすぐって、どなたでも楽しめる絵本を選んでみました。
正直、別の絵本のなかには、「ひらがなや計算が小学校までにできていると安心だよ」というような、子供にとっては不安をあおることになるのでは、と感じる絵本もありました。
(もちろん、やる気になるお子さんもいるかもしれません。)
ただ、私はどちらかと言うと、「小学校は楽しいところ、ワクワクするな」という気持ちを大事にしたかったので、あえて、そういう本は子供に見せずに(事前に内容をチェックして)、今回のような楽しめる絵本を選んでくり返し読んでいました。
「親の不安を子供に押しつけない」
これは、私が小学校入学前に、子供の発達を相談していた先生にアドバイスされて「ハッ」とした言葉です。
どうぞ、小学校までの入学のまでの時間を、お子さんが楽しめるような本を選んであげてください。