アメリカ英語と違う?仕事でイギリス英語が分からず泣きそうになった話

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アメリカとイギリスの国旗がミックスされている 英語表現

仕事で英語を使用していたときに、イギリス英語の発音が全く聞き取れなかったことがありました。

英語で仕事をしていたときのお話と、聞き取れなかった原因もあわせて考えてみました。

仕事で英語ができるとカッコイイ?

「仕事で英語を使っている」というと、友人から「かっこいいね~!」と言われることも多かったですが、私の場合、実は苦労の方が断トツで多かった・・。

英語のおかげで、海外出張とか、できたのは貴重でしたが。

それも、海外のフライトではイレギュラーな事件が起こることもあったり、無事にスケジュール通りに帰って来られるまで、本当に気が抜けない仕事でした。

国内でも、上司を連れて出張って大変ですが、海外だとなおさら。自由時間はあってないようなものです。

ただ、たまに、うるさい上司が少なく、フランクな先輩達と一緒に行ける出張もあって、これは楽しかった!

また、英語の問い合わせを電話で受けることも多く、毎日てんやわんやで過ごしていました。

「話しているのは英語?!」

一番、つらかったのは、かかってきた一般の方からの問い合わせの電話が、イギリスからの電話だったとき。

これが、全然聞き取れない!

「いま話しているのって、英語ですか?!」ってレベルで、聞き取れない!!!

(たぶんちょっと方言もある?地方の方だったのかもしれませんが・・・)

意思疎通がなかなかできず、相手がだんだん怒り口調になるのを感じ、私もオロオロ。

ここで、英語ならまかせて!という人がいれば「代わってください、スミマセン!」と言えるのですが、私の職場はそういう人もいず、出た人が最後まで原則として対応しなければなりませんでした。(でも、英語が全然できない人は、代わってもらえるという、逆差別はあり)

最後は、困っているのを見かねた職場の先輩に助け舟を出してもらい、なんとか終えました。(でも、代わってはくれないので、最後まで辛かった・・・)

なぜ聞き取れなかったのか?

なぜ、私はイギリス英語をそこまで聞き取れなかったのでしょうか?

そこで振り返ってみると、実は、私、ほとんどアメリカ英語でしか、英語を勉強していなかったんですね。

あまり意識していなかったのですが、使ってきた英語教材や、触れる英語の素材がアメリカ英語であることが圧倒的に多かったのです。

この件をきっかけに、それを反省して、英語教材でも、なるべくイギリス英語(BBCなど)を聞くようにしました。

ただ、BBCの英語って、美しいお手本のような英語なので、実はとても聞き取りやすかったりするのですね。(日本語でもアナウンサーの言葉って美しいですよね)

BBCの英語に慣れていると、一般人の話す言葉を聞き取るのがやはり大変になったりもします。

幅広く、インタビュー教材や、映画とかを取り入れたり、オンライン英会話などを利用したりするのが、生きた英語に慣れる近道ですね。

TOEICも2006年までアメリカ英語のみ

TOEICでも、始めはナレーションがアメリカ英語のみでした。

2006年の改定時に、アメリカ英語のみから、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを含む5か国の英語のナレーションに変更されています。

同じ英語でも、英語圏各国によって、発音等のクセがけっこう大きいので、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、他の国も含めて、なるべく多くの国の人の英語を聞くようにすることが大切ですね。

みなさんが、私みたいに、英語の違いで泣きそうになる経験をすることがありませんように。