3歳から15歳までの子どもが職業体験できるキッザニア東京。
キッザニアは英語教育にも力を入れており、特にイングリッシュ・ウエンズデーと呼ばれる水曜日は、英語で行われるパビリオンが多い日です。
英語教育をされているご家庭では、「キッザニア東京の水曜日の英語デー」を貴重なリアルの体験の場として重視している方も多いと思います。
3歳でキッザニア東京にデビューした息子の体験談をレビューします。
こんな疑問をもっている方に、ぴったりの内容です。
- キッザニア東京の水曜日の英語はどれくらい使われるのか?
- 英語がほとんどできない3歳児が初めて参加しても大丈夫か?
- 「キッザニア東京の水曜日は残念」とネットの口コミを見たが、実際どうか?
私の主な意見としては、
- 水曜日でも、英語を体験できる時間はそれほど多くない
- 英語がほとんどできない3歳の息子(キッザニア初)でも全然OKだった
- 英語のレベルが高いお子さんほど、期待すると残念と感じるかもしれない
です。結果としては、「息子に水曜日のキッザニア東京を体験させてあげられて良かった!また水曜日に行きたい(ただ、そこまで水曜日にこだわらなくてもいいかも)」と思っています。
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キッザニア東京の水曜日の英語は残念?
まず、私も初めて行く前にネットを見ていると、「キッザニア東京の水曜日はけっこう残念」という声がありました。
実際どうなのか、気になりますね。
私は、3歳の息子の付き添いで、「ヤマト運輸」の体験を一緒にしてきました。(インフォメーションで「おしごとヘルプカード」(現:アシストカード)をもらい、受付時に、申し出すると親も一緒に体験できます)
※息子は療育を受けており、「おしごとヘルプカード」(現:アシストカード)で保護者も一緒に参加を希望しましたが、インフォメーションでは、特にそのことを聞かれず、「おしごとヘルプカード」(現:アシストカード)をもらえました。「ゆっくり話してほしい」などの項目にチェックを入れる欄もありましたので、興味のある方はインフォメーションで確認してみてください。
結論としては、
- 水曜日でも英語オンリーではなく日本語も多く使われる
- 3歳の息子に対しては、わざわざ日本語で話しかけてくれることも
つまり、水曜日とはいえ、「英語だけ」というより、他の曜日よりは「英語で活動するパビリオンが多い」ですが、「活動中も英語は一部」が多いようです。
水曜日でも、英語オンリーではない
まず、思ったよりも英語が使われる場面は少ないです。
水曜日は「日本語でお仕事をするパビリオン」より「英語でお仕事をするパビリオン」が多くなる日ではあります。でも、主観的な感覚ですが、パビリオン体験中の英語使用率は半分以下な気がしました。
つまり、「日本語で説明するなかに、英語で説明する部分がある」というイメージです。
各パビリオン(アクティビティ)の受付作業(何時から体験したいです、という申込手続)は日本語なので、英語ができない親御さんでも、全く問題ありません。
流れとしては、
- 受付(3分程度)(日本語。外国人の親には英語で説明しているケースも見かけました)
- お仕事体験(15分~30分程度)(説明やセリフが、英語を含む)
- まとめ(2分程度)(英語少し→最後に日本語でまとめが多い)
英語が使われるのは、2で体験するお仕事の中で、スタッフ(ほぼ日本人)が、あらかじめ決められたセリフを英語で覚えていて、それを話している印象でした。
その場で、ネイティブレベルで臨機応変に英語を話せるかどうかまでは、わかりませんが、そもそも、その場面が必要なケースはまれかもしれません。(子どもから英語で質問するケースは少ない様子)
パビリオンでは、ほぼ日本人のスタッフで、ネイティブスピーカーは、後述する英語コーナーで見かけた程度でした。
「キッザニア東京の水曜日が残念」と感じる方は、
- スタッフがほぼ日本人
- 使われる英語はほぼ決められたセリフ
- 体験の中でも英語が使われる場面が少ない・一部である
という点で不満が残るのではないかと思います。
私は、というと、「予想より英語率は低いけど、他の曜日よりも英語に触れる機会は多いので、やはり水曜日に来てよかった」と思いました。
それは、息子の英語力があまり高くないから、ほどほどで良かった、と少し安心感もあって、ですね。
逆に言うと、自分から英語でどんどん積極的に話しかけられるお子さんにとっては、「あれ?日本語ばっかりだね」となり、少し物足りないかもしれません。
初めてのキッザニア東京なら、水曜日は避けた方がいい?
結論としては、「初めてでも、英語を聞くことに抵抗感がなければ、水曜日デビューは問題ない」です。
行く前の心配としては、
- 息子は3歳で、英語はDVDなどで見せてはいるけど、自分から話せるほど英語力はないから、英語オンリーで話しかけられるとビックリして、楽しめないのではないか?
- キッザニア自体が、初めてだから、まず水曜日以外の日本語で「キッザニアがどんなところか」をまず体験した方がいいのかな?
- まずは、日本語で体験してから、英語の水曜日に参加した方が、今後もキッザニアに行きたいと言ってくれるかな?
とさんざん、迷っていました。
・・・が、その心配は不要だったほど、英語を使う場面は思った以上に少なかったです。
3歳の息子には、スタッフさんも気を遣ってか、日本語で話しかけてもらい参加できていたので、「英語ばっかりでどうしよう」ということには全くならずに、とても楽しめていました。
息子が途中であきてしまって、外に出ようとしたりしても、「まだだよ~。これ一緒にやろうね」とだっこして引き止めたりと、小さい子の扱いには慣れているようで、保育園の先生なみに心強かったです。
スタッフの方は若い方も多かったですが、「子どもを楽しませつつ、コントロールする」のがうまいな、と感じました。
そんなところにも、キッザニアが、3歳の子どもからでも受け入れている「自信」というか、「3歳でも楽しめるよ」という気概を感じました。
結論としては、
- 3歳で、初めてのキッザニア、かつ英語メインの水曜日でも、
- 日本語も話しながら、スタッフさんがにこやかに対応してくれるので問題なし!
です。
まったく、英語を聞いたことがないお子さんだと、少しびっくりしてしまうかもしれませんが、それでも、スタッフが日本人で、小さい子にも慣れているので大丈夫かなと思います。
特に、おうち英語で、英語に触れているお子さんなら心配ないでしょう。
先に日本語のみのパビリオンを体験するのもおすすめ
キッザニアでは
- 英語で行われるパビリオン
- 日本語で行われるパビリオン
があります。
水曜日は、他の曜日よりも、英語のパビリオンが多くなりますが、日本語もありますので、心配なら先に、日本語のパビリオンを先に体験するのもおすすめです。
日本語・英語のパビリオンは、当日確認可能です。
キッザニア東京の病院(救急救命士)は常に日本語
ちなみに、救急車にも乗れる「病院(救急救命士)」は常に日本語のパビリオンです。
2021年に行ったときは、定員2名!と少なく、その分、AEDや、救急車に患者さんを乗せるなど、救急をしっかり体験できていました。
(実際に、息子も体験しました。少し難しかったようで途中であきていましたが。。)
なお、2020年以前の情報では、定員が3~5名なども見かけました。現在は定員2名で固定されているのか、定員が変わることもあるのか、わかりませんが、個人的には救急車に乗れるだけでもいいので、定員を増やしてほしいな、と思います。
今回は体験できましたが、2名だと、早めに行かないと枠がうまりやすいですね。
英語力の高いお子さんにおすすめのプログラム
ちなみに、キッザニアには、英語体験が増える水曜日以外にも、英語が堪能なスタッフが付き添ってくれる英語の体験を連続して行うプログラムもあります。
EAP | 5つ体験 コース内容:飛行機(パイロット)・ハンバーガーショップ・警備センター・ビバレッジサービスセンター・発明工房 |
EAP eKspress | 3つ体験 コース内容:飛行機(パイロット)・発明工房・警備センター |
我が家はまだ体験したことがありませんが、そちらの方が英語力の高いお子さんにはおすすめです。
メリットは
- 待ち時間がなく効率よく英語のパビリオンが連続で体験できる
- 英語が堪能なスタッフが付き添ってくれる
デメリットは
- 入場料金以外に追加で料金がかかる
- 入場希望日の7日前18:00までに予約が必要
などでしょうか。
料金等詳細は、キッザニア東京の公式ページにのっています。
キッザニア東京の公式ページ(EAP/EAP eKspress)
キッザニア東京の水曜日(英語体験)のメリット
水曜日も、日本語が多いんなら、他の曜日でもいいんじゃない?という気もしますね。
私もそんな多少そんな気もしますが、あえて、水曜日に行くメリットもご紹介します。
他の曜日よりも英語を使用するパビリオンが多い
他の曜日は、英語のパビリオンは5~7つですが、水曜日は全体の約半数(公式ページの例にも36こ)のパビリオンが英語で体験するパビリオンとなります。
日本語メインではなく、「英語メイン」で体験できますね。
子どもにとっても、キッザニアに来ると、「英語を話すところ」という実感が持てるのはいいな、と思います。
外国人のお客さんが多い
外国人のお子さんもチラホラ見かけたのも、水曜日だからかもしれません。
(初めてだったので、他の曜日との比較がわかりませんが・・)
そういった、日本人以外のお子さんもいる環境も体験できるのも利点かと思います。
キッザニア東京の水曜日に体験するときに言えた方がいい最低限の英語
英語ができなくても、問題なく参加できますが、「これは英語で言えるといいな」というものをご紹介します。
英語以外にも、日本語の自己紹介、にあたる情報を(日本語でも)自分で言えるとよい、という内容も念のため。
自分の名前
英語というより、基本ですが、子どもの(下の)名前を呼ばれる機会は多くあります。
キッザニアでは、子どもが「お仕事をする」という意識を持たせる、ということもあるためか、〇〇ちゃん、〇〇くん、ではなく「〇〇さん」(下の名前)で呼んでいました。
親からすると、子どもが「さん付け」で呼ばれるのを聞くのは初めてで、少し新鮮ですね。
数を1~10まで数える
消防士の体験をしたときに、隊員の「点呼」をするときに、数を英語で数えました。
子どもが8人、参加したのですが、1~8人までの点呼を日本語の後に、英語でカウントしていました。(子供に声を出してリピートさせる)
これも、繰り返して言えばいいので、マネすればいいのですが、数は言えるようにしておくと言いやすいと思います。
わが息子は、「8」番目で、「エイト」と言えたときは、(たった一言なのに)嬉しかったです。
「エイトって言えたね!!」と、後から何度も言ってしまいました。
日本語で言えるとよい内容
こちらは、英語ではなく、日本語で聞かれたことです。
- 自分の年齢
- 自分の生まれた月(何月生まれですか)
も、受付のときに聞かれたことがあったので、自分で言えるようにしておくとよりいいですね。
息子は、日本語でもまだ年齢を言えなかったので・・・、当然英語もいえませんが、指で3本出すのはできました。
まとめ
以上、キッザニア東京の水曜日の英語体験についてご紹介しました。
結論としては、(私の主観も入ってますが)
- 水曜日でも、英語を体験できる時間はそれほど多くない
- 英語がほとんどできない3歳の息子(キッザニア初)でも楽しめた
- スタッフはほぼ日本人で、日本語でも話しかけてくれる
- 英語のレベルが高いお子さんは、逆に物足りないかもしれない
となります。
今後、キッザニア東京デビューする方の参考となると嬉しいです。
我が家の感想
息子は、はじめのパビリオン以外は、すべて一人で体験し、家に帰ってからも、「(お母さんがいなくても)一人でお話聞けたね!」とずっと嬉しそうに話していました。
親としては、「英語」のために、キッザニアデビューを考えていましたが、実際は「英語」よりも、「一人でできた」という大きな「成長」体験の場となりました。
興奮して、夜も寝るときまで、ずっと躍っていたり(笑)よっぽど楽しかったようです。
英語だけではなく、「成長」させてくれるキッザニアへ、また、連れていってあげたいな、と思いました。
お子さん1人でキッザニアでお仕事ができる不安な方へ
親が付き添いなどができる、アシストカード(旧おしごとヘルプカード)については、こちらで詳しくご紹介しています。
>>>キッザニア東京のアシストカード(旧お仕事ヘルプカード)の使い方と注意点!3歳の体験談
おうちで英語力を身につけらえる無料サンプルDVDとCDについて
言葉遅めの息子でも、見せるだけで英単語を覚える効果ありでした!5歳になった頃には、楽しくひとり言で英語を話すようになるまでになり、親の方がびっくりです。
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