子どもに英語のDVDを見せたいけど、別の番組やYouTubeを見たいを言われてしまう・・・。
英語教育をしている家庭なら、そういうことってよくありますよね。
我が家でも、ディズニー英語システム(DWE)を始めてから、テレビを見る時はDWEを見せたいと思いますが、子供が見たいDVD・番組をリクエストされることがあります。
色々と考え、今はある工夫をすることによって、90%以上はディズニー英語システムのDVDを見せることができています。
なるべく子どもよりも、親が見せたい英語DVDを見せるコツについて、我が家でやっている方法をご紹介します。
ライバルは「おさるのジョージ」と乗り物系
息子は、乗り物が大好きなので、ディズニー英語システム(DWE)導入前から見ていた「新幹線」や、「働く車」のDVDはたまに思い出してリクエストされます。(内容は日本語)
また、英語に触れてほしいと、ディズニー英語と並行して、教育テレビの「おさるのジョージ」の番組をたまに英語音声で見せ始めたところ、「ジョージ!ジョージ!」のオンパレードとなってしまいました。
おさるのジョージは英語なので、平行してならディズニー英語と一緒に見せてもいいのですが、あまりにもジョージの割合が高いのは、ちょっと・・・。
ディズニーのDVD時間が1日1時間も確保できないと、効果が無くなってしまいます。
親の見せたいDVDを見せるコツは二つ!
親が見せたい番組を、より魅力的にするにはどうしたらよいか?
それは、「新鮮さ」を保つことではないかと考えました。
子どもにとって、「新しいもの」の方が魅力的で、飛びつきますよね。
多くの英語学習DVDは、シリーズ化されているものが多いかと思います。もしまだ一つしかお持ちでないときは、親が見せたいDVDを4つ以上は用意した方が効果的です。(数が多い方がより効くかも)
そして、子供が見たい番組は特に、以下のように決めます。
コツとしては、主に二つ。
- 同じ内容を繰り返し見せる
- 同じ内容を長く見せる(数カ月単位)
それぞれ、もう少し詳しくご紹介します。
同じ内容を繰り返し見せる
「同じ内容を繰り返し見せる」というのは、もし「おさるのジョージ」のテレビ番組なら、約20分の番組「1回分」を、何度も繰り返し見せます。「毎週違うお話」にはしない、ということですね。
それに対して、親の見せたいDVDは、1週間ずつ、違う内容に変えていきます。
そうすると、親の見せたいDVDの方が目新しいので、ジョージより、「新しいのを見てみたい!」となるのですね。
興味があるもの(息子はおさるのジョージ)ほど、長く同じものを見せる、という感じです。
親の見せたいDVDの枚数が4枚など、少なめの場合は、繰り返しループで見せることになるので、「前見たやつだ」と少し新鮮さがなくなるかもしれません。それでも、他のDVDは、「見せない期間は子どもの手の届くところに置かない」など、ルールを決めて「今しか見られない」という特別感を持たせる工夫をするとよいかと思います。
同じ内容を長く見せる(数カ月単位)
見せる期間は具体的には以下のように、違いをつけます。
親が見せたいDVD | 子供が見たい番組 |
1週間ずつ変える | 2~3カ月ずつ変える ※初めは少しずつのばしていく |
場合によっては、3カ月以上同じものでも、いいかもしれません。(親のみせたいDVDを見せる方を特に優先したい場合)
「え?!3カ月も同じものを見せるのか?」とびっくりするかもしれません。
私も、初めは3カ月も見せるのは長すぎかな~と思っていましたが、意外や意外、子どもは大ウケして喜んで見続けていました。
お子さんにもよるかもしれませんが、うちの子供は同じ番組の内容でも、お気に入りなら、いくらでも繰り返し見てくれました。
ただ、3カ月間同じものを見ていると、見ること自体は楽しみますが、やはり新鮮さは失われていきます。
そこで、親の見せたいDVDは、「1週間ごと」に変えていくと、1週間後には新しいものが見られるので、自分が見たい番組より、「新しいそっちの方がみたい!」という気持ちになってくれるのですね。
親の見せたいDVDは、もっと頻繁に(数日ごと、日ごと)変えた方が、目新しくはなりますが、子どもは同じものを見ることに安心感を感じることもあり、あまりコロコロと変えるよりは、1週間ずつ、がベストだと思います。
(ちなみに、これはディズニー英語システムのアドバイザーさんから、初めは1週間ずつDVDを見せるようにアドバイスされたこともあり、それを実践しています。)
子どもは、同じ場面で笑うことを楽しむ
大人からしたら、「3カ月も同じものを見たら飽きるよ~」となりますが、子どもは、楽しんで見るんですね。
例えば、「おさるのジョージ」が、この場面に来ると「ベッドでジャンプする」「友達と1から数える」「ケーキを食べる」など、場面を覚えていて、その場面が来ると、「ほらほら、またやったー」と喜びます。
絵本でも、繰り返し読むことを好みますが、同じ番組でも、繰り返し見せることは、子どもにとっては、「自分の思う通りの場面がまた見られる」という喜びにもなるのですね。そのことは安心感にもつながっていると思います。同じ絵本でも「もっかい!もっかい!」と何度も読みたがったりしますね。
テレビ番組でも同じ、だと思います。
まとめ
大人はつい、毎回違うお話、という気持ちで毎週のアニメを見せていることも多いと思いますが、この方法をやってみると、意外とお子さん、見続けてくれるかもしれません。
もし、子どもが見たい番組に独占されて、英語DVDを見せられない、という方がいましたら、ぜひ実践してみてください!
急に始めるとびっくりするかもしれないので、初めは、子どもの見たい番組を少しずつ、見る期間をのばしていく、というぐらいでもいいと思います。