ディズニー英語システムの中古を使っての実践記です。
「ちゃんと話せるようになるには、ディズニー英語を聞かせるだけでは効果ないのか・・・」
と、思っていました。使ってから1年9カ月頃までは。
りんごをみて、apple!と言うなど、単語のみなら、1か月目からチラホラと言うようにはなりましたが、会話まではいかず、本当に文章で英語を話せるようになるのか?と怪しく思ってました。
それが、ディズニー英語システム使い始めて1年9カ月頃を過ぎた頃から、少しずつ、英語を話してる!とびっくりすることが増えてきたので、その記録をご紹介します。
2年を過ぎた頃には、家では、ひとりごとも英語で言いながら遊んだり、保育園でも「英語話してますし、発音も良いですよね!」と言われるようになりました。
公園では「帰国子女ですか?」と勘違いされることも。(実際はつたない内容だったりします)
しらばくは、「効果なし」と感じていても、続けていくことで約2年で会話が少しずつ理解できるようになりましたので、ひとつの例として参考になれば、とご紹介します。
- ディズニー英語システムって効果なしでは?とやるべきか迷っている
- ディズニー英語システムの効果がどんなものか知りたい
こんな方におすすめの内容です。
ディズニー英語システム(&他のおうち英語)実践内容
主にやってきたことは、こちら。わりと、ゆる~めのおうち英語です。
開始 | 内容 | 時間 |
2歳頃 | youtubeの英語番組 | 日により30分~ |
2歳9か月 | ディズニー英語システム(DWE) | DVD(朝30~40分) CDかけ流し(保育園帰宅後~寝るまで) |
4歳4か月 | オンライン英会話 | 週1回25分 |
DWE実践から、1年11カ月頃(息子:4歳8か月)までの実践内容です。
ディズニー英語システム(DWE)でよく使うもの
フルセットを持っていますが、全ては実践できておらず、主に使っているのはこちら。
- プレイ・アロング
- シング・アロング
- ストレート・プレイ
プレイ・アロングから始めて、現在はシング・アロングとストレート・プレイを2巡しているくらいです。
かけ流しできるCDは、リピート機能で保育園休みの在宅の時間は、基本ずっとつけています。
CDは、シング・アロングの「Spoken Version」や、「Story and Songs」など、歌のみではなく、英語のセリフや文章が話されているものを使用しています。
我が家のDWEの成果は、90%以上は、上記の成果によるもの!というくらい、これしかやってなくても成果が感じられています。
ディズニー英語システム(DWE)で時々使うもの
- トークアロング・カード:ほとんどできておらず、本当にたまに使用。息子がすぐカードや本体を持って別の遊びを始めてしまい、週1回できたらいい方です。ただ、たまにしかやってなくても、簡単な単語は覚えている様子。羨ましい子供の記憶力。語彙の強化のため、本当はもっとやりたい!
- 絵本とマジックペン:はじめは見ていましたが、あまり使わなくなってしまいました。親がもっと働きかけないと、と思いつつ放置です。(反省)
ディズニー英語システム(DWE)で全く使っていないもの
- ステップ・バイ・ステップ
- レッツ・プレイ
- Q&Aカード:「トークアロング・カード」が進んでから、と思いつつ、まだまだ・・・。
現在のCDとDVD(シング・アロングとストレート・プレイ)を繰り返し見せている状態で、ほぼ手つかず。
ただ、「ステップ・バイ・ステップ」と「レッツ・プレイ」は、自分で操作できない子は、親の付き添いが必要となりそうなので、4歳の息子がもう少し大きくなってからでもいいかな、と思っています。
ディズニー英語システム(DWE)以外のおうち英語
- 親の語りかけは、ほぼしていません。ただし、DWE実践半年頃から、息子が英単語を言ったときは、繰り返したり、短めの会話で答えるくらいは少しずつやりました。(英語遊びのようなゲーム感覚程度)
- オンライン英会話(週1回25分)←ちゃんと席についているのは半分くらい。子供慣れしている先生方のおかげで何とか続けています。目に見えた進歩はなくても、やった歌や単語をすぐ覚えたりもするので、プラスにはなっているかな?という感じ。
ディズニー英語システム(DWE)の効果(成果)
ここからは、ディズニー英語システム(DWE)を始めてからの記録とします。
はじめは、少し英単語を言うことはありましたが、正直、1年9カ月頃までは、あまり目立った効果がなかったので、初期は記録がすくなめです。
1年9カ月以降は、はっきりと効果ありと感じられるようになりました。
DWE効果:使用1カ月目
*自転車で走っていたときに、目にしたお店の看板をみて、M!I!L!とアルファベットを口にする。
ぼく、知ってるよ!と言いたそうな感じでした。
DWE効果:使用3カ月目
*「りんご」の絵をみて無意識に「apple」と言う。
3歳児健診前に、視力検査用のカードを渡され、自宅で行うように言われ、「りんご」「飛行機」「ぞう」などの絵を少し離れた所から見て息子が答えていました。面白がって、何度もやっていたところ、はじめは、「りんご」「飛行機」と日本語で答えていたなか、りんごの絵をみたとき、ふいに「apple」(英語で「アッポー」)と言ったのです。
これは、思わず出ちゃった、という感じで、自然に無意識にでてきました。
親の英語の語りかけは、全くゼロだったので、DWEのDVDとかけ流しで、子供の中に英語としての「apple」が蓄積されていたのだな、と感じました。
一番初めに、息子の英語で感動した場面です。
DWE効果:使用4カ月目
*ありがとうの場面で、「Thank you」(英語で「サンキュー」)を言う。
これは、プレイ・アロングのDVDで、「バーニーがいちごをもらったときに、言ってた!」と嬉しそうに息子が言っていたので、それで覚えたようです。
*空っぽになった器をもって、「empty」(空っぽ)と言う。
これも、プレイ・アロングのDVDで覚えていました。
一見、難しめの単語である「empty」から先に言えるようになったので、子供にとっては、意味が把握しやすいものから覚えるんだな、とびっくりしました。
*Which way, which way should we go?(どっちに行ったらいいかな)の歌を歌いながら、二つの道が分かれる絵を描いていた。
何げなく歌っていましたが、歌の意味が分かっているのだな、と感じました。
DWE効果:使用1年6カ月目
*場面を問わず、「Oh-no!」(オーノー!)を連発するようになる。
公園の滑り台に上って、「Oh-no!」とか、他の子どもたちの前で大声で言ったりするので、親としては少し恥ずかしいのですが、本人は気にせず、ひたすら言いまくっていました。
*Wash your hands(手を洗って) と言いながら手を洗う。
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DWE効果:使用1年8カ月目
*スーパーの英語文での案内を聞いていて、「インフォメーションって何?」と聞いてきた。
→英語の中から、自分が分からない単語を聞き分けられるようになってきた時期。
*チップモンク(意味:シマリス)の「モンク」って何?と聞いてきた。
チップとデールの説明のところで出てくる「チップモンク」が、「シマリス」という意味であることを私も調べて初めて知りました。
チップとデールのことを「シマリスもそうです」ってDVDで流れたときに、息子は「チップ」は名前かなと分かるけど、「モンク」って何だろう?と思ったんですね。
分かる単語の音と、分からない音が、区別できてきたようです。
DWE効果:使用1年9カ月目
*「I don’t know」「I know」「I do」などをよく口にするようになる。
場面に限らず連発するので、意味を理解しているというより、とりあえず、言っている感じ。
「発話する」トレーニングにもなるので、間違っていても自分から言えるのが大切かなと思います。
*「I’m sorry」(アイソリー)を「ごめんなさい」の代わりに言うようになる。
「アイム」の「ム」はほぼ発音していないので、はじめは親も気づきませんでした。
もじもじしながら、何をいってるのかな?と思っていたら、「アイムソーリーか!」と気づきました。
それ以降は、日本語より、英語で謝ることがほとんど。本気で怒ったときだけ、日本語で「ごめんなさい」と言うが、普段は「アイソリー」。
*つかまえた!という時に、「gotcha」(ガッチャ)という。
これは、youtubeで覚えてました。gotchaは、「I’ve got you」(わかった・つかまえた・見ちゃった)などいくつか意味がある口語的スラング。
このような教科書に載らないスラング的なものを、面白いためか先に覚えるんだな、と思いました。
*あっち、こっち、と指す時に「over there」「over here」と言う。
*「What should we do?」を「どうしたらいい?」の代わりに言うようになる。
一日10~20回位、連発するように。使う場面も間違っていない。
しかし、その4日後くらいに、「これ、どういう意味?」と聞いてきたのでびっくり。
→ 言う場面は分かっていても、明確に意味を把握していず、確認した模様。(子供の英語の覚え方って、使う場面で覚えるのだな、と感じました)
今までで一番長めのセンテンスだったので、「英語を話し始めた!」と感じたのがこの頃です。
DWE効果:使用1年10カ月目
*だれかがいなくて探すときにその人に向かって「Where are you?」(どこにいるの?)と言う。
*ひとり言で、「Where should we go?」(どこに行くべき?)「Right」(右だ)「Left」(左だ)「Let’s go!」(行こう!)と言っている。
*紙を落として、息子が「What should we do?」(どうしたらいいかな?)というので
母:「You should pick it up」(拾ったほうがいいよ)と言うと、
息子:「Pick them up, pick them up,・・・ 」(枝やログを拾う歌)を歌いだす。
itとthemの違いがあっても、Pick up(拾う)という単語の共通点があるということを理解しているんだと実感。
これぞ、ディズニー英語システムの「歌の力」!
かけ流しをしていることで、その歌詞を体で覚えているんだな、ということを実感。
ずっとかけ流ししていて良かったー!と思った瞬間です。
*お風呂で、架空のモンスターと戦う遊びをしているときに、
母「Where is the monster?」(モンスターはどこ?)
息子:お風呂のフタを指を指しながら、「Hiding!hiding!」(かくれている!)と言う。
DWE効果:使用1年11カ月目
(記念日のように日付をつけていたので、日付付きで・・・)
11月9日 夜寝る前に「大好きだよ」と言ったら、「I love you」と英語で初めて返してくれた。
11月20日 オンライン英会話で「a-ha!」(そうだ!)と先生に連発。先生もノリノリで返してくれて喜んでいた。
11月20日 コップをこぼしそうになったら、「That was close!」(危なかったね!)と言った。これはyoutubeの子供むけアニメでよく出てきていたもの。
11月22日 わたしのメガネを指して「glass」と言う。(正しくはglasses)
11月23日 トイレのことを「bathroom」と行って入った。(発音が良くて、英語耳になっていない親の方が初め聞き取れず・・)
11月23日 ポップコーンのことを「popcoon、ほしい」と言うが、パパが聞き取れず。
これも発音が良すぎて、親が聞き取れないパターン。日本語では(親はおやつとして与えていないので)ポップコーンというシーンがほぼないので、DWEのポップコーン屋さんのシーンで覚えていると思います。
同じパターンで「ホットドッグ」もあり。(DWEのピクニックのシーンで出てきますね!)
11月28日 何しているの?と言う場面で「What (are) you doing?」と言う。
(are)の部分はほぼ言えていませんが、何しているの?の代わりに英語で言うになる。
11月29日 見えないと「I can’t see」と言う。
これからの課題
- 文法が完全ではない。動詞のみ、単語のみの場合やぬけている場合も多い。また、英語の特徴である「It’s a・・」などの発語はまだ。
- 時制(現在・過去)などもまだ難しい。
- フォニックスはあまり勉強できていない。(文字を勉強させようとすると嫌がる)
- 英語の本はほぼ読みたがらない。※これは一番何とかしたい・・・
なお、フォニックスソングが入っている無料サンプルはミライコイングリッシュが効果が高いです。
うちの息子もこちらのDVDは食いついてよく見ていました。
進歩したこと
- 大まかな意味を理解して答えられることが増えた。(発話できなくても理解していることもある)
- 英語で話すとき(英語図鑑などを見ている時)は、知っている単語は英語で答える。
例)*「パン」ではなく「ブレッド」
*「トマト」ではなく、「トメイト」と言う。(オンライン英会話で先生に教えてもらった1回でこの発音を覚えました。)
なかなか座っていられない息子でも続けられそうだ、と選んだオンライン英会話は「ワールドアイキッズ」。先生方が子供を楽しませてくれるプロで、ありがたいです。
まとめ
もともと1歳半健診で、単語が出ていず、言葉の遅れを指摘されたほど、日本語も遅かった息子。
英語でセンテンスで話せるようになるとは、夢だったくらいなので、少しずつですが、息子の中で英語が積みあがっているがうれしい!
今後も気長に続けていきたいと思います。
成長記録は今後、2年目以降も記録したいと思います。(遅れますが、後日追加予定です)
おうち英語を実践しているママさんパパさん、一緒にがんばりましょう!
ディズニー英語システムをこれから始める方は、サンプルCDだけでも効果あります。(息子はサンプルCDのくまのプーさんの場面でup!up!と発語しました)
ディズニー英語システムはこちらからチェックしてみてください。(電話勧誘などはありませんでした)
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