2021年2月22日放送のノンストップ!月ため英会話で、紹介されていた「日本が語源になっている英語表現」等についてご紹介します。
「karaoke」(カラオケ)や、「kawaii」(かわいい)など、英語になった日本語が、意外とあるんですね。
ハリーさんによると、今一番はやっているのは、「emoji」(絵文字)だそうです!
「emoji」番組もあって、今一番流行っている絵文字は何なのか、をやっていたりするそうです。
他にも、日本語が語源になっている英語をみていきましょう。
「少量」の日本語由来の英語は?
May I have a ( ) of salt?(塩を少量ください)
( )には、「少ない量」を意味する日本語語源の表現が入ります。3択で。
- skosh (語源:少し)
- chott(語源:ちょっと)
- bibital(語源:微々たる)
答えは、skosh.「May I have a skosh of salt?」ですね。
基本的にアメリカ英語で、ハリーさんによると、ミシガン州に日本企業が進出して、その現地の日本人が、現地の方々と仲良くなって、「少し」という言葉が浸透したそうです。
他の使い方の例としては、
- Can I have a skosh more of beer?(ビールをもう少しもらえますか?)
a skosh more だけでも「もう少しください」という意味で使えて、ハリーさんいわく、けっこう一般的に使いますとのこと。
調べてみると、以下の記載がありました。
Skosh(名)〈米俗〉少し、少量、わずか
【同】a little bit【用法】a skoshの形で副詞的に使われることが多い。
【語源】日本語sukoshi(少し)が簡略化されたもの。正確な由来は不明だが、恐らく第2次大戦後に日本に進駐した米軍人が使い始めたのだろう。
英辞郎on the web
由来については、番組でハリーさんが紹介されていたものと違いますが、こちらの説の方が多く見受けられました。もしかしたら、テレビでは紹介しずらかったのかなと思いました。
リーダーの日本語由来の英語は?
組織を指揮するリーダーにも、日本語が元になった英単語があります。こちらも3択で。
- Soncho(語源:村長)
- Bancho(語源:番長)
- Honcho(語源:班長)
正解は、Honchoですね。
ハリーさんが、頭にheadをつけて「head honcho」だと「大ボス」になりますと解説がありました。
また、つづりはHon-ですが、はちみつhoney(発音はハニー)と同じく、発音は「a」寄りで言うのがいいですとのコメントも。
ちなみに調べてみると、アメリカ人だと実際は「head honcho」と使うことが多いようです。
hunky-doryの英語の意味は?
「hunky-dory」の意味は?こちらも3択で。
- 本気
- 順調
- 失敗
正解は、「順調」。読み方は「本気」に近いですが、意味は「順調」なんですね。
Everything is hunky-dory!で「すべて順調!」の意味になります。
ペリーが日本に来たときから広まったと言われているこの言葉。船乗りが町に遊びに行き、船に帰るときに「本町通りにさえ出れば、船に帰れる」という「本町通り」が語源になっているそうです。
デビッド・ボウイのヒットアルバムのタイトルにもなっていたり、こちらも、ハリーさんが「かなり使います」とのこと。
意味的にもいい言葉なので、個人的にはぜひ使ってみたい英語表現ですね!
他にもあります「日本語」で通じる英語
ここからは、番組以外の内容です。
他にも、そのままの日本語でも通じる英語をあげてみました。
- anime(アニメ)
- kaizen(改善)
- tsunami(津波)
- ninja(忍者)
いかにも「日本ならでは」ですね。
これからも日本語のいい意味の言葉がもっと広がってくれるといいなと思います。